【一人牛タン】仙台の夜は味太助本店で定食か?分店で晩酌か?

一人で牛タンを食べるのにおすすめな「味太助」、本店と分店を比較してみました。お店の雰囲気もメニューも全然違うので、用途や人数によって使い分けましょう。

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本店について

お店の雰囲気

味太助本店は、仙台牛タン焼きの発祥のお店として、昭和23年から仙台の中心地で営業を続けています。現在は、国分町の仙台三越の近くに店を構えます。

夕飯時は、いつも行列ができる人気店です。満席の時に入店すると三代目に「満席!」とぶっきらぼうに言われてしまいますが、外で待ちましょう。席が空くと女性の店員さんに案内してもらえます。店内はスマホのシャッター音が似つかわしくない厳かな雰囲気です。

夜のメニュー

フードメニューは、牛タン焼き1,600円(税込)・テールスープ700円(税込)・麦飯200円(税込)の3つのみです。牛タン焼きも「タン先」「タン中」「タン元」と部位によって分かれておらず、牛タン焼きのみです。迷わなくて済みますし、あらふねは専門店が好きなのでかなり好印象です。

お酒を飲まないと言う人には、夜も定食2,500円(税込)があるので本店が断然おすすめです。2021年6月から原材料高騰などを理由に定食は500円の値上げに踏み切ったようです。確かに牛タンの価格高騰はニュースにもなっていましたね。

初訪問の感想

こちらが定食です。セットで注文したからと言って、1円も安くなりません。カウンター席に座ると店主が大ぶりの牛タンを炭火で焼いているのが見えて、食欲をそそります。牛タン焼きは3枚です。噛んだ瞬間、旨味がぶわっと口の中に広がります。牛タンに入れる絶妙な加減の切り込みがこのお店のこだわりなんだそうです。

こちらはテールスープです。スープは牛テールのダシがしっかりしてますし、テール肉もゴロゴロ入っています。テールスープは三代目が担当していて、注文が入ると鍋にネギを浮かべて、牛タンが焼き上がるとお椀にスープを注いでくれます。まさに阿吽の呼吸ですね。

とにかく店内の雰囲気が独特なので、好き嫌いが分かれるお店だと思います。個人的には食事はリラックスして楽しみたいので、申し訳ないですが苦手でした。逆に言うと料理や味に集中して食事は楽しみたいと言う人におすすめです。

分店について

お店の雰囲気

味太助分店です。藤崎デパートの近くで、アーケード街から路地に入った場所にあります。2020年4月に現在の店舗に移転しました。コロナ禍に新装開店した訳ですから、感染症対策はバッチリです。テレビからは東京オリンピックが中継されていて、町中華に近い雰囲気です。

夜のメニュー

メニューです。税抜価格になっているので注意が必要です。牛タン焼きは1,100円(税込)と大変お得です。こちらの分店は、牛タンの他にもハラミ焼き990円(税込)も提供しているので、フードメニューは4つです。

初訪問の感想

牛タン焼きです。1,100円とは思えないクオリティーの高さで、牛タンが6枚ものっています。本店と比べるとやや厚みが足りませんが、よく焼き派のあらふねは、分店の牛タンの方が好みです。

もちろんビールにも合いますが、仙台は辛口の日本酒が有名で、常連さんは牛タンと一緒に日本酒を注文するんだそうです。次回は、あらふねも通ぶって日本酒と合わせてみようと思います。

大人数の予約も可能ですし、わいわいとした雰囲気で食事を楽しみたいと言う人には分店がおすすめです。本店とはお店の雰囲気が本当に対極的なので面白いですよね。

まとめ

本店に行くなら一人でしっぽりと、分店に行くなら大人数でわいわいと、用途によって、使い分けた方が思いっきり食事を楽しめると思いますよ。

一人で飲むならどっちがおすすめカップ?

個人的には、一人でもお酒をメインに考えているなら分店をおすすめします。本店はテールスープが名物でもあるので、スープをつまみにビールと言う訳にはいきませんからね。

はー、喉渇いたなぁ。コップンカップ!

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