こんにちは、荒舩哲男です。 今回はホーチミン市の10区にある、2024年に初めてビブグルマンに登録されたボーコーのお店をご紹介します。 ボーコーはベトナムの代表的な牛肉煮込み料理で、日本でいうビーフシチューに近いもの。ベトナムのローカルフードとしても人気があり、特にホーチミン市ではさまざまなスタイルのボーコーを楽しむことができます。
ベトナム最大の都市、ホーチミン市へようこそ!
ホーチミン市はベトナム最大の人口を誇る活気ある都市。そんな街で、エネルギッシュな雰囲気を感じながら名物スタミナ料理「ボーコー」を味わうのは、旅行者にとって特別な体験です。
今回訪れたお店は、ホーチミン市のチャイナタウンとして知られる10区に位置し、観光客にも人気のスポットです。この日も多くの外国人旅行者が訪れていました。
いざ、ボーコーを注文!
お店に入ると、まず目に入るのが豊富なメニュー。 私が注文したのは、卵麺を使ったボーコー。ベトナムではボーコーを麺と一緒に食べるだけでなく、バインミー(ベトナム風フランスパン)やご飯と一緒に楽しむこともできます。これがこのお店の魅力の一つです。
料理が来るのを待っている間に、テーブルの上の調味料を自分好みにアレンジ。特にナムおじさんのおすすめである「レモン塩」は、ボーコーの味を引き立てる絶品のアクセントです。
ボーコーの魅力とは?
ついに運ばれてきたボーコー卵麺。見た目はビーフシチューに近く、とろみのあるスープが特徴です。スープには八角、シナモン、カルダモンなどのスパイスが効いており、牛肉・牛スジ・ニンジンがじっくり煮込まれています。 私が選んだのは、牛スジ・牛肉ボール・牛肉が入ったバリエーション豊かな一杯。
スープを一口飲むと、甘みとヌクマム(ベトナムの魚醤)の塩気が絶妙に絡み合い、トマトの酸味もほのかに感じられます。ただ、もう少し濃厚な味を期待していたため、若干物足りなさも感じました。また、牛肉ボールのほかに骨付き肉のトッピングも人気とのこと。次回訪れる際には試してみたいと思います。
総評:期待を超えた?それとも・・・
食事を終えての正直な感想。
まず、期待していたほどの味ではなかったかもしれません。特にスジ肉が多すぎる点は気になりました。また、ホーチミン市の中心部から少し離れた場所にあるため、アクセス面も考慮すると、人によっては行きにくいと感じるかもしれません。
ただし、お店のスタッフはとてもフレンドリーで、外国人観光客にも親切に接してくれます。ホーチミン市らしい温かいおもてなしを感じられる点は、大きな魅力の一つですね。個人的には、ボーコーは麺よりもバインミーと一緒に食べるのがベストかもしれません。次回はその組み合わせでリベンジしてみようと思います。
まとめ
今回訪れたビブグルマン認定のボーコー店。期待値が高かっただけに少し残念な部分もありましたが、ホーチミン市で本格的なボーコーを味わう貴重な体験ができました。
もしホーチミン市を訪れる際には、ぜひローカルのボーコーを試してみてください。お店によって味が異なるので、自分好みの一杯を見つけるのも旅の楽しみの一つですよ!
店舗情報
店名: Bò Kho Gánh Sài Gòn
住所: Chung Cư Ngô Gia Tự, Lô H/029 Đ. Sư Vạn Hạnh, P.2, Quận 10, Hồ Chí Minh
営業時間: 月曜日~日曜日 14:00 – 22:00
提供サービス: イートイン, テイクアウト
連絡先: +84 937 828 984