アンザン省ロンスエン川沿いの居酒屋でネズミ肉のグリルを食べてみる

今回は、ベトナム西部地方に位置するアンザン省ロンスエン市にある居酒屋を紹介します。川沿いにあるお店で、アンザン名物のネズミ肉のグリルとカニ入りオムレツをいただきました。

簡単な自己紹介

シンチャオ!筆者のあらふねです。私は、ホーチミン市人文社会科学大学ベトナム学部に在籍しながら、ベトナムやアジアのローカルグルメなどを紹介するこのブログを書いています。YouTubeチャンネル「お皿の上のアジアch」とも連動していますので、是非ともチャンネル登録もお願いします。

ロンスエンの特徴と食文化

まず初めに、ベトナム西部地方に位置するアンザン省ロンスエン市について少し紹介してます。ロンスエンは、ハウ川のほとりに広がり、複雑に絡み合う運河システムや多様な文化、そして温かく朗らかな人々で知られています。メコンデルタ地域で最も発展した都市の一つであり、ベトナムの国家主席であるトン・ドゥック・タンの故郷としても有名です。

ロンスエンのグルメは、豊かな農産物や魚介類を活かした独特の料理が魅力的です。今回訪問する居酒屋でも、地元の新鮮な食材を使った料理を楽しむことができます。

水路のほとりにある居酒屋

このお店は、ロンスエン市場から約2.3km離れたラックという水路のほとりに位置し、多くの地元民に愛される人気店です。この界隈には、いくつかの似たような居酒屋がありますが、こちらのお店はメニューが豊富なのが特徴です。

メニュー

メニューを開くと、目に飛び込んできたのは「ネズミ肉」の文字です。最初は驚きましたが、好奇心に駆られて注文してみることにしました。ネズミの他にも、牛・豚・鶏・カエル・魚介などのメニューがあります。

衝撃のメニュー「ネズミ肉」

運ばれてきた料理は、見た目は鶏のササミのようで、想像していたネズミの丸焼きとは異なり、少し安心しました。一口食べてみると、しっかりとした下味がついており、骨は多いものの、癖がなく美味しくいただけました。まるで、豚のカシラ肉のような食感で、言われなければネズミ肉とは気づかないほどでした。

カニの卵料理「クアチュンバインダー」

続いて注文したのは「クアチュンバインダー」というカニを使った卵料理です。この料理は、カニの風味が豊かで、しょっぱさの中にカニの香りが広がる絶品でした。四角豆やバンチャンヌン(焼きライスペーパー)と一緒に食べると、その美味しさが一層引き立ちます。

地元の人々に愛される食文化

平日の火曜日にもかかわらず、店内は多くの客で賑わっており、この街の人々の食文化への情熱を感じました。ロンスエン市を訪れる際は、ぜひこれらの地元料理を試してみてください。新たな食材との出会いが、旅の思い出をより豊かにしてくれることでしょう。

まとめ

ロンスエン市は、その豊かな自然環境と多様な文化背景から、独特の食文化が育まれています。特に、川沿いの居酒屋などで提供されるネズミ肉やカニの卵料理は、他ではなかなか味わえない貴重な体験になりますよ!

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