出国時の航空券なしでベトナムにeビザで入国した話

ホーチミン市在住者がベトナムのeビザの使い勝手を検証するべく、2泊3日のマレーシア滞在を終えて、ベトナムに再入国しました。申請方法から体験談をまとめています。

シンチャオ!あらふね(instagram@365viet)です。さて、今回はベトナムのeビザについてです。ホーチミン市の人文社会科学の合格発表が遅れている関係で、あらふねを含めた新入学生の留学ビザの発給も遅れている状況です。その為、一旦マレーシアに退避して、延命処置としてeビザで再入国しました。ベトナムのeビザの申請方法や空港で確認された項目などをまとめています。

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ベトナムのeビザって何?

2022年9月現在、日本人の15日以内のベトナム滞在はノービザで入国可能です。一方、16日以上の滞在にはビザが必須となります。現在、ベトナム政府は観光ビザの発給を停止しています。しかし、80カ国の国民に対してのみ、eビザを発給しています。

eビザ所持者は、30日間の滞在が許可されます。よって、観光目的の日本人が中・長期間(正規ルートで)ベトナムに滞在するには、eビザを上手く活用して、入出国を繰り返すしかありません。eビザの価格は25USDで、ベトナム入国後に一度でも出国してしてしまうと期間中であっても、失効してしまうシングルビザの一種類のみです。尚、ベトナム国内で、eビザの延長はできないそうです。

どうやって申請するの?

ベトナム入国管理局:https://evisa.xuatnhapcanh.gov.vn

上記のウェブサイトから申請できます。申請する際は、パスポート・クレジットカード・背景白の証明写真(スマホ撮影OK)・ホテルのバウチャーを準備して下さい。特段、複雑な項目はありませんが、「Religion(宗教)」の項目が必須になっていたので「Buddhism(仏教)」と記載したことだけシェアしておきます。

申請・支払い完了から3営業日後にeメールで通知がくるので、ウェブサイトで確認します。土日やベトナムの祝日、特に旧正月を挟むとかなり時間を要しますので、その点は注意して下さい。

実際のタイムライン

  • 22/08/24 水
    申請・支払い完了
  • 22/08/29 月
    eメールを受信後、ウェブサイトで確認
  • 22/09/02 土
    印刷したeビザで入国

こちらが実際のベトナムのeビザです。ウェブサイトからPDFでダウンロードできるようになりますので、ベトナム入国後は紙に印刷してパスポートと一緒に携帯しています。

ベトナム入国時の確認事項

クアラルンプール空港にて

エアアジアを利用した為、空港内のKIOSKでチェックインできてしまい、このままノーチェックか?と思いきや、搭乗直前に「どこに住んでいる?」と空港職員に質問されました。「ベトナムに住んでいる」と答えたら「ベトナムのレジデンスカードを持ってるか?」と更に質問されました。「持ってないけど、ベトナムのeビザを持っている」と答えたら、通してもらえました。日本の空港でどのような対応をしているかわかりませんが、ノービザの場合は、ベトナム入国前の空港でベトナムから出国する時の航空券をチェックされるのかもしれませんね。

タンソンニャット空港にて

30日以内にベトナムを出国する航空券を持っていなかったので、ベトナムの入国管理に質問されるかな?と思っていたら、パスポートとeビザの紙を提出して、何も質問されることなく入国できました。パスポートのスタンプに書かれた期限も22年10月2日までと、しっかり30日間有効になっていました。

まとめ

ベトナム留学において、ネックになりがちなビザの問題ですが、eビザをフル活用して、30日以内に一度出国すれば、中・長期間の滞在も可能なようです。現在、ベトナム出国後30日以内に再入国ができない、いわゆる30日ルールは撤廃されています。しかし、ベトナムの入国管理はルールが頻繁に変わりますので、くれぐれもご注意下さいね。1日も早くマルチの観光ビザの発給が再開されるといいですね。駄文ですが、最後まで読んでいただき、カムオン!

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