ベトナムのホーチミン市内のチェーン店巡り。6店舗目は「Quan Nem(クアンネム)」です。ハノイ名物のブンチャーとカニ入り揚げ春巻きの専門店です。
お店の行き方
シンチャオ!パソコンのEnterキーの接触不良に悩まされているあらふね(instagram@365viet)です。さて今回は、ベンゲー地区にあるブンチャーとカニ入り揚げ春巻きの専門店に行ってきました。場所は、ホーチミン歌劇場から約1.4kmの場所にあります。第一月曜の午後は、清掃の為休業らしいのでご注意下さい。
チェーン店と言っても、2022年現在はハノイとホーチミンシティにしか展開していません。ホーチミンシティの店舗は昼時は常に満席です。これは、ただ単に人気店だからと言うだけではなく、お店側の回転率の低さが原因です。よって、13時以降のように後にズラしても結局待たされますので、11時までに入店することを強くおすすめします。
入店から注文まで
店内の様子
店内はテーブルとテーブルの間隔が狭いので、少し窮屈な印象を受けます。ただ、清潔感があってエアコンも効いていますので、隣に迷惑な客さえ来なければ、快適に食事を楽しめると思います。スタッフは基本的にはベトナム語のみの対応ですが、メインのメニューは2つだけなので問題ないです。出入り口付近はデリバリーのスタッフで混み合うので、避けたいところです。
メニュー
メニューです。ページ数は多いですが、先述した通りメインのメニューは、ブンチャーとカニ入り揚げ春巻きの2つだけです。デザートの豆腐プリンも人気のようです。
初訪問の感想
あらふねは、ブンチャー86,000ドン(=516.52円)を注文しました。なんと注文から食べ始めまで、20分間も待ちました。正直驚きですし、これがいつも混んでいる理由かと納得しました。また、2018年には、ブンチャー60,000ドン(=360.36円)で食べられたそうですが、ベトナムの物価上昇は止まりませんね。バブルを経験していない世代としては、妙に興奮しちゃいます。
お肉は専用のお皿に乗せて提供してくれるので、最後の一切れまで熱々のお肉がいただけます。食べ方としては、ブンと言う米麺をお椀に入れて、その上に野菜と肉をのせ、ヌクマムと言う甘塩っぱいタレをかけて食べます。炭火焼きのお肉とヌクマムの魚介系の塩っけがマッチしてクセになる味わいです。ハノイ料理ではありますが、ホーチミン市内で清潔感があって、美味しいブンチャーのお店をお探しでしたら、おすすめです。
二回目の感想
二回目は、カニ入り揚げ春巻き76,000ドン(=456.46円)を注文しました。野菜とブンは各6,000ドン(=36.04円)の別料金ですので、ブンチャーをメインにして、カニ入り揚げ春巻きを追加注文する人も多いようです。揚げたてと言うだけで間違いなく美味しいのに、しっかりとカニの身の味わいも香りも感じられて、とても美味しかったです。ちなみにこちらの春巻きは、2017年には46,000ドン(=276.28円)だったそうです。ほぼ倍の値段ですね。
ちなみに、ヌクマムは北部と南部の2種類があります。個人的には、甘みの強くて酸味のある南部のヌクマムが好みの味でした。何も注文しないと北部のヌクマムが出てくるようなので、南部のヌクマムを試したい場合は「Cho tôi nước mắm miền Nam(チョートイ・ヌクマム・ミエンナム)」と伝えましょう。様々な種類の葉野菜も食べることもできて、食のエンタメ性も高いです。食堂にしては珍しくビールも飲めるので、ディナーにもおすすめです。
店舗情報
店名:Quan Nem(クアンナム)
住所:15E Nguyễn Thị Minh Khai, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh
電話番号:028-6299-1478
営業時間:10:00〜22:00
定休日:なし
ウェブサイト:お店のホームページ