アジアのインスタント麺レビュー#001 記念すべき初回は、ベトナムでシェア率No.1の即席麺として有名なエースコックのハオハオのトムチュアカイ味です。
購入した場所と値段
シンチャオ!あらふね(twitter@365viet)です。さて今回は、ベトナムのエースコックのハオハオ・トムチュアカイ味をレビューしていきます。大宮のフォンリと言うベトナム料理店の食材コーナーで1袋85円(税込)で購入しました。ネット通販だと箱買いになってしまいますが、こちらのお店ではバラ売りしてくれているので、とても有り難いです。都内だと新大久保・高田馬場・池袋のベトナム食材店でも購入できますよ。
ベトナム人はどんな時にインスタントラーメンを食べてるのかしら?あと、現地ではいくらくらいなのかしら?
ベトナムでは、外出する必要がないので朝食にインスタント麺を食べる人が多いそうです。自宅で食べる為、カップ麺より袋麺が主流です。袋麺と言っても、どんぶりに麺を入れてお湯をかけるだけなので、忙しい朝にぴったりですね。値段はピンキリですが、今回紹介しているベトナムNo.1シェアのハオハオは一袋20円程度で購入できます。
パッケージと栄養成分表示
ハオハオ・トムチュアカイ味(ベトナム語:Hảo Hảo mì tôm chua cay)はベトナムでシェア率No.1即席麺です。商品名のHảo Hảoは、漢字で「好好」と書き、いいね!みたいな意味です。一方、mì tôm chua cayは、辛くて酸っぱいエビ味という意味です。
原産国 | ベトナム |
輸入者 | エースコック(株) |
内容量 | 75g(内:麺68g) |
エネルギー | 350kcal |
たんぱく質 | 6.9g |
脂質 | 13.0g |
炭水化物 | 51.4g |
食塩相当量 | 4.8g(内:スープ3.5g) |
何を隠そう、こちらのインスタント麺は日本の食品メーカーのエースコックの商品です。日本向けにベトナムで作った商品を逆輸入しています。ですから、食品表示などは全て日本語表記で、補助としてベトナム語表記が記載されています。また裏面には、こんな表記も…「2000年〜2018年にかけて、ベトナムで最も売れた即席麺として2018年9月にベトナム記録会が認定」これは日本人として誇らしいですね。
調理方法と味の感想
1、めん、粉末スープ、調味油をどんぶりに入れる。
2、400mlの熱湯を注ぎ、フタをして3分待つ。
3、よくかきまぜてお召し上がりください。
こちらが実際の袋の中身です。麺・粉末スープ・調味油が入っています。麺の量は70gと、サッポロ一番の90g・辛ラーメンの107gよりだいぶ少なめです。また、麺も細い印象を受けます。
パッケージに書かれている通り、どんぶりに麺とお湯を入れて、フタをして、3分間待ちます。まだ麺はゴアゴアですが、3分経ったので、これで完成のようです。ベトナムのインスタントラーメンは、火にかけないのが特徴です。
味は「あ、そっち?!」と思わず口にしたくなるような、日清食品のチキンラーメンような味です。多少の酸味・辛味・魚介の風味も加えられていますね。ただ、タイ料理のトムヤムクンのような濃厚でスパイシーな味わいではないです。万人受けする優しい味わいで、辛いのが苦手な人でも食べられると思います。
アレンジ料理
あらふねは、海老・もやし・ねぎ・柚子を加えてアレンジしてみました。また、熱々のラーメンが好きなので、韓国料理のトゥッペギの3号で煮込んで作りました。個人的には大成功で、とても美味しかったです。今回はたまたま家にあった柚子を使いましたが、レモンなどの柑橘類を入れると旨さが引き立つのでおすすめです。具材は何入れても美味しいと思いますが、朝食なら卵がいいかもしれませんね。カムオン!