ベトナム入国後、3日間の隔離は1区のノーザンサイゴンホテル(Northern Saigon Hotel)に宿泊しました。1日3食付きで、ホテル内でPCR検査を受けることができます。
予約方法とホテル代
ホテルの予約サイトのAgodaで予約しました。デラックスダブルルーム3食付き3泊4日で24,806円(税込)でした。単純計算すると一泊8,269円(税込)です。PCR検査費573,000ドン(=2,884円)と併せて、合計27,690円(税込)です。
「別途のPCR検査はいくらですか?」や「Grab Foodは使えますか?」などの質問に、遅くとも翌日までには回答してくれたので、安心して利用できました。尚、もしホーチミン市内の隔離ホテルをお探しでしたら、AgodaよりTravelokaがおすすめです。Agodaだとホーチミン市内に数軒しか選択肢がありません。
ホテルまでの行き方
ホテルに送迎をお願いした場合は、片道1,490,000ドン(=7,507円)です。2022年2月現在、タンソンニャット空港から市街地への移動は、タクシーもGrabも利用できます。ただ、交渉になる場合が多いので通常より割高だと思って下さい。国際ターミナルの4階まで上ったり、歩いて空港の敷地外に出るなど、いろいろ裏技はありますが、個人的には交渉制のタクシーが一番楽だと思います。
フロントとロビー
チェックインは、館内に入るとゲスト毎に台が用意されています。自分の名前が書かれた資料が置いてある台を見つけて、サインをするだけです。尚、チェックイン時刻が18:00を過ぎると4泊しないといけないルールらしいです。どこに書いてあったか忘れましたが…
客室
デラックスダブルルーム
全体像
デラックスダブルルームは28平米あります。この部屋の広さが最大の決め手になりました。やはり隔離中のホテルの部屋は、広ければ広い方が快適に過ごせると思います。お陰で、毎朝ヨガやスクワットなどの軽い運動を部屋の中ですることができました。
ベッドの大きさ
ベッドの大きさは180cm×200cmです。Comforと言うブランドのマットレスで、寝心地は良かったです。ベッドの角に何度も足をぶつけてしまったので、その点だけは少し不満に感じました。
窓からの展望
あらふねが宿泊した部屋は、隣のアクリアホテルの客室の窓と向き合う造りでした。角度を変えると、少しだけサイゴン川を垣間見ることができました。
窓の開閉
「隔離」と言われると意外と気になるのが窓の開閉ですが、窓の上部は開閉可能でした。あらふねは閉所恐怖症なので、外気を取り入れることができるのは、有り難かったです。ただ、工事やカラオケの音がうるさいので、それはそれで一長一短だと思いました。
空調設備
空調はダイキン製品で風量も温度調整も問題なく、部屋毎に調整可能です。尚、暖房機能は付いていません。
その他の設備
テレビ
SAMSUNGの32型です。チューナーが設置されているので、NHKプレミアとNHKワールドも観ることができます。最初テレビの電源コードが外れていて使えなくて焦りましたが、コード差したら無事に使えました。あと、持参したAmazonFireStickも使えました。ベトナムだとNetflixでジブリ作品を観ることができます。
冷蔵庫
SANYOの冷蔵庫です。冷凍機能も使えて、トレーが設置されているので氷も作れます。ミニバーは設置されていませんので、配膳される食事と水以外は持ち込むかGrab Foodで注文するしかありません。
湯沸かし器・食器類
湯沸かし器があるので、部屋でカップ麺を食べることができます。食器類は、小さめのマグカップ1つとグラスが2つあるだけです。大きめのマグカップを日本から持ち込めば良かったと思いました。体温計も用意されています。
フロントへの電話番号
部屋の中には案内がないのですが、フロントへの電話番号は0(ゼロ)だそうです。困った時は、ガマンせずに問い合わせましょう。但し、英語かベトナム語での対応になります。あらふねの場合は、最終日の朝食後に検査結果を問い合わせる時に、一度だけ使いました。
Wi-Fiの速度
Wi-Fiについてはかなり不満に感じました。あらふねが宿泊した10階の部屋は、速度も遅く接続がかなり不安定でした。YouTube・Netflixはそれ程ストレスなく観れましたが、LINEを使ったオンライン飲み会は、まともに会話できなかったので諦めました。
浴室とアメニティー
バスタブはなく、シャワールームだけの設置です。シャワーの水圧は強めです。熱くなるまでに時間はかかりますが、40℃以上のかなり熱いお湯も出ます。アメニティーは、シャンプー・シャワージェル・石鹸・歯ブラシ・カミソリ・綿棒・ソーイングセットです。コンディショナー・化粧水はありません。