ホーチミン市人文社会科学大学の入学準備の為、クアラルンプールにあるベトナム大使館で学生ビザを取得してきました。大使館でビザを取得する際の注意点をまとめました。
スラマッパギ!あらふね(instagram@365viet)です。さて今回は、在マレーシアのクアラルンプールにあるベトナム大使館でビザを取得した話です。日本人がマレーシアのベトナム大使館でビザを取得?!とやや話が混み合っていますが、マレーシア在住の方で中長期のベトナム旅行を計画されている方の参考になれば幸いです。
在マレーシアのベトナム大使館について
開館日に要注意
ウェブサイト:https://vnembassy-kualalumpur.mofa.gov.vn
まず、何と言っても開館日には注意が必要です。2022年9月現在、クアラルンプールにあるベトナム大使館は火曜と木曜しか開館していません。こちらのベトナム大使館に用事のある方は、必ずウェブサイトで最新情報の開館日をチェックしてからお出掛け下さい。また、後述していますが、通常、木曜にビザ申請すると翌週火曜の受け取りになります。しっかりと計画を立てた上でご利用下さい。
外観とスタッフ
在マレーシアのベトナム大使館は、KLCC公園の近くにあり、高級住宅街の一角という印象でした。東京のベトナム大使館に行ったことがある人なら、何となく想像できると思いますが、とにかく混雑していて、職員が無愛想で、待ち時間が長いイメージでした。あくまで私の主観です。在マレーシアのベトナム大使館は、広さこそありませんが、そんなに混雑しておらず、職員の愛想も良く、効率的な対応をしてもらえました。尚、館内は写真撮影厳禁でした。
ビザの申請について
持ち物
1、パスポート
2、マレーシアリンギッド
3、ビザの申請書(現地)
4、証明写真 4×6cm
5、召喚状(必要に応じて)
あたり前田のクラッカーですが、パスポートは必須です。ビザの代金は、マレーシアリンギットでの支払いになります。クレジットカードは使用できません。その為、少し多めに両替しておくことをおすすめします。証明写真は4×6cm指定と書かれていますが、3×4cmでも受け付けてもらえました。その他には、パスポートのコピーも用意しておくと良いでしょう。
受け取り日は翌営業日
朝9時に窓口が開いてから、10分程度待って、学生ビザの申請をしました。問題ないと思っていたら、ここへきて大問題が発生!職員が「受け取りは来週の火曜になります。」と言うのです。思わず「Trời ơi là trời!(ベトナム語でオーマイゴッド)」と叫んでしまいました。明日発の飛行機に乗る旨を伝えて、近所のカフェに併設されているphotocopy店で航空券のコピーを印刷して職員に提出したら、何とか当日受け取りにしてもらえました。6ヶ月間のマルチの学生ビザの代金は、570リンギット(=19,829.35円)でした。95USD(=14,169.73円)と聞いていたのですが、当日受け取りにしてもらったから手数料を取られているのかもしれません。
ビザの受け取り
意気揚々と当日の16:45に大使館に行って、窓口で受け取り票を出したら職員に「まだ受け取ってない。知らない。」と言われてしまいました。大使館の営業時間は17:00までになっているし、これにはめっちゃ焦りました。もし日本の役所みたいに時間通りに受付終了ですなんて言われたら、マレーシアに5日間も延泊しなくてはなりません。冷静沈着な職員を前に、5分おきにアピールをして、17時10分にようやくビザ付きのパスポートを受け取りました。最後の最後まで、本当に神経擦り減りました。
マルチビザで再入国
翌日、マレーシアからベトナムに戻って、取得したばかりのピカピカの学生ビザで無事に再入国を果たしました。この記事を通して、あらふねが伝えたいことは「在マレーシアのベトナム大使館の対応は日本のよりマシ」という点です。駄文ですが、最後まで読んで下さってテリマカシ!