【9選】マツコも知らないローカルなベトナム料理の世界

ベトナム在住の日本人がフォーやバインミーだけじゃない!ドンナイ省ロンイカン市内にある9つの飲食店を巡って、ベトナム料理の魅力を深掘りしていきます。

シンチャオ!ご無沙汰しています。(自称)ベトナム料理研究家のあらふねです。さて今回は、日本人にもっとベトナム料理について、知ってもらう為の企画の第一弾です。夏休み期間を利用してベトナム中南部を旅行してきましたので、フォーやバインミー以外のベトナム料理を紹介していきますよ。尚、お皿の上のアジアのYouTubeチャンネルと連動していますので、この機会にチャンネル登録してもらえたら有り難いです。

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粉もの料理店

Bánh bột lọc (バインボットロック)

バインボットロックは、豚肉と海老とタピオカ粉で作った生地をバナナの葉で包んで、蒸したベトナムの粉もの料理です。魚醤から作られる少しとろみのある甘塩っぱいタレに少量の青とうがらしを入れ、それをディップして食べます。お餅のような食感で、おやつにもぴったりです。海老好きの人には是非とも食べてみて頂きたい一品です。

Bánh nậm (バインナム)

バインナムは、ベトナム中部フエの郷土料理です。米粉から作られる生地の上にひき肉の餡をまんべんなくのせ、バナナの葉で包んで蒸します。素朴な味わいですが、自然な甘みがクセになる一品です。尚、ベトナムにはかなりの数の「バイン〇〇」という料理がありますが、バイン=粉もの(米粉・小麦粉・タピオカ粉など)料理という認識で間違いないです。

6つのローカルフード店

Xôi chiên(ソイチェン)

ソイチェンは、揚げたおこわの間に、挽肉ときくらげのピリ辛炒めを挟んだストリートフードです。揚げ焼きしているので、日本の焼きおにぎりよりオイリーな印象ですが、モチモチとした食感がハマります。xôiはおこわ、chiênは揚げ焼きを意味します。

Bánh bao(バインバオ)

バインバオは、ベトナム風の肉まんです。日本のものより生地の水分量が少なく大ぶりな印象です。具は、挽肉だけでなく中華風のソーセージや栗、ウズラの卵などが入っています。調味料に八角が使われている為、個人的には苦手な味つけでした。

Hủ tiểu bò kho(フーティウボーコー)

フーティウボーコーは、フーティウというコシのある米麺の上に、ボーコーという伝統的なスパイスで煮込まれた牛肉がのせられたベトナム南部の名物料理です。この店のものではないですが、なんと!あの「マツコの知らない世界」のエスニックレトルト回で取り上げられました。牛肉煮込みの他にも、塩味のスープで海鮮や肉などが入ったフーティウも人気です。

Cơm tấm(コムタム)

コムタムは、ホーチミン市内で最もポピュラーなベトナム料理です。コムタム(Cơm tấm)という単語をを直訳すると「砕けたご飯」という意味ですが、料理名としてのコムタムは「豚肉の炭火焼きプレート」を意味します。甘塩っぱいタレに漬け込んでから、炭火焼きした豚肉のスペアリブは、ご飯だけでなくビールにも合いますよ。

Mì kéo(ミーケオ)

ミーケオは、手延べ麺です。オイスターソースを絡めた麺と、海鮮と肉の入ったスープのセットです。ベトナムには日本のような町中華がない為、気軽に卵の入った中華麺を食べらることができません。よって、ミーケオはベトナム料理ではありませんが、衝動的に入店しまいました。

Bánh đa cua(バインダークア)

バインダークアは、ベトナム北部の港町ハイフォンの郷土料理です。バインダーという平麺に蟹やさつま揚げをのせて、塩味のスープをかけて頂きます。

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