ホーチミン市人文社会科学大学ベトナム語学部が学生ビザの受付を再開

コロナの影響で、一時中断していた学生ビザの受付を再開すると言う内容のメールをベトナム語学部のオフィスから受信しました。ベトナムの学生ビザ申請の記録をまとめます。

広告

タイムライン

  • 12月3日
    ホーチミン市人文社会科学大学
    ベトナム語学部(以下:VNS)に学生ビザの現状を確認
  • 12月8日
    VNSから学生ビザ受付再開のメールを受信
  • 12月10日
    7つの要件を了承した上で、申請書2部を提出
  • 12月10日
    VNSから見積書を受信
  • 12月14日
    授業料海外送金完了と8週間の待機

申請する為の7つの要件

12月8日にVNSから受信したメールには、下記7つの要件が記載されていました。

1、週5日・2コマのプライベート授業を受講
2、申請書とパスポートのコピーのPDF
3、国際健康保険の英文証明書
4、出発前のPCR陰性証明書
5、授業料の事前送金
6、空港送迎・隔離ホテルの手配(大学側は対応不可)
7、授業料の返金不可の確認

最も懸念される要件は「週5日・2コマのプライベート授業を受講」ですね。本来は週5日・4コマのグループ授業でも申請できるそうですが、今現在、開講されている教室でのベトナム語講座はないそうです。

申請書2部を提出

7つの要件はわかったのですが、細かい情報はわからぬまま添付されていた「Financial Commitment」を記入・スキャンして送信しました。翌日には返信がきて「履修登録の申込み書」を記入して下さいとのこと。項目は日本語だけど、英語で入力と言うなかなかトリッキーな申請書です。入国日やビザの期間の情報は与えられないまま記入・スキャンしたら、ようやく「申請から許可が出るまで8週間かかるから2月14日に入国・2月14日から5月14日までの滞在に訂正して下さい。」とのことでした。最初に言ってよぉ〜!と思いながらも、言われたまま訂正して、すぐに送信しました。

プライベートクラスの受講料は、1コマ50分間で370,000ドン(約1,821円)だそうです。昨年度までは1コマ330,000(約1,624円)ドンでしたので、今年度に入って200円くらい値上がりしたようですね。週5日・2コマだと、1か月を44コマとするそうなので、370,000ドン × 44コマ = 8,140,000ドン(約80,273円)となります。なかなか値が張りますが、2月中旬にはベトナム入国時の隔離がなくなっていると信じて、2か月分の88コマを申し込みました。もちろん、これも最初の希望通りにはいかず、「3月1日授業開始に訂正して下さい。」と言われるがままに訂正しました。

見積書を受信

大学のスタッフからの返信も早く、トントン拍子でコトが進んでいきます。2か月で88コマの受講と聞いていたのですが、ビザの期間に合わせてコマ数も増やされてて、結局2か月で96コマの受講となりました。5%の早割が適用されて、3か月間のビザの為に支払う授業料は、33,744,000ドン(約166,133円)です。この他に、管理費300,000ドン(約1,477円)と海外送金手数料がかかります。また、ベトナム入国後にも現地オフィスで40米ドルを支払う必要があります。

ビザの種類は?

一口にビザと言っても、学生ビザには2種類あります。一度入出国すると無効になってしまう「シングルビザ」と、期間中は何度でも入出国できる「マルチビザ」です。もちろん、マルチの方が利便性が高いので、どちらか選べるならマルチを選びたいところですが、そうは問屋が卸しません。マルチの学生ビザを取得する為の条件はなかなか厳しいらしく、短期留学生の場合はシングルになるようです。あらふねも例に漏れずに「シングルビザ」を申請することになりました。しかも、途中で帰国しても授業料の返金はできませんと釘を刺されました。

授業料の送金

これは実際にあらふねが大学へ送金した際の履歴画面です。海外送金は、今回もりそな銀行のアプリを使いました。為替レートは悪いし、送金手数料もかかりますが、操作はし易いと思います。プライベート授業96コマとオンライン授業E4の授業料、1,735米ドルを一括で送金しました。大学のスタッフに送金手続き完了を伝えると「8週間後に結果をお知らせします。その後、日本のベトナム大使館でビザを受け取って下さい。」とのことでした。これで申請手続きは無事に完了です。

タイトルとURLをコピーしました