年収400万円の元リーマンが留学の為に払った住民税・国民年金・国民健康保険の話

会社を辞めて留学してみたいけど、いくらかかるのか想像もつかないと言う人も多いはず。そこで、あらふねが実際にベトナム留学で支払ったお金の話をまとめておきます。

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はじめに

一口に「留学」と言っても、様々なバックヤードが存在すると思います。ここでは、年収400万円だったサラリーマンが2021年6月末日に会社を退職してから支払った住民税・国民年金・国民健康保険の金額をまとめていきます。

あらふねは、社労士でもファイナンシャルプランナーでもありませんので、節税・節約のアドバイスなどは書かれていません。また、前職の社名を公表して「給料が安い」などと攻撃する意図も全くありません。あくまでも、実体験を綴っていくだけです。住民税・国民年金・国民健康保険の金額は、必ず個人差が発生しますので、参考程度に読んでもらえたら幸いです。

住民税

  • 21年6月21日
    6月分の給料で6月分の住民税が天引きされる

  • 21年7月8日
    市役所から納税通知書が届く

  • 同日
    Yahooの公金支払で2021年7月〜2022年5月分をクレジットで一括支払い

住民税の金額は、前年の年収・市町村によって変動します。また、保険料の有無・ふるさと納税などでも変動してきます。納付方法は、会社を辞めた時点で住民票を置いている住所宛に市役所から納税通知書が届きます。わざわざ役所に行かなくてもきっちり請求されますので、ご安心下さい。また、住民票の有無に関係なく前年度分の住民税は支払い義務が発生しますのでご注意下さいね。

さて、今回あらふねが支払った11か月分の住民税は130,020円(内:1,320円は決済手数料)です。

あらふねの場合、2020年のふるさと納税で30,000円分の返礼品を申し込んでいますので、手数料2,000円を差し引いた28,000円が住民税控除になっていました。ふるさと納税を利用したことがないと言う人は、今年こそは始めてみましょう。

国民年金

  • 21年7月7日
    市役所で厚生年金から国民年金に切り替えの手続きをする
  • 21年7月28日
    市役所から納付案内所が届く
  • 21年7月30日
    市役所にクレジットカードで納付する申請書を提出
  • 21年9月3日
    クレジットカードの納付開始通知書が届く
  • 21年9月5日
    7・8月分をコンビニで支払う
  • 21年9月30日
    9月分から月末にクレジットカードで支払う

今年度の国民年金の金額は定額1か月16,610円です。毎年4月に更新されます。退職後14日以内に、年金手帳を持って役所に行き、厚生年金から国民年金に切り替えの手続きをします。後述する国民健康保険の手続きと合わせて30分くらいで完了しました。

国民年金の支払いは、国民の義務です。しかし、住民票を海外に転出すると支払い義務はなくなり、その期間中の国民年金の加入は任意となります。もちろん、支払わなかった場合は、将来受給できる金額も減額となりますので注意が必要です。

さて、今回あらふねが支払うと思われる9か月分の国民年金は149,490円です。

学生・社会人に関係なく国民年金は、長期留学を考えた時に最大の負担になります。住民税・国民健康保険は収入に応じて変動しますが、国民年金は定額だからです。1か月で16,610円、12か月で199,320円、年間でおよそ20万円が負担になってきます。

ちなみに、まだ「OH!エルくらぶ」が放送されていた平成元年度の国民年金は1か月で8,000円だったそうです。この30数年で2倍以上になっている計算です。令和が終わる頃には一体いくらになっているんでしょうね。

国民健康保険

  • 21年7月6日
    退職した会社から離職票が届く
  • 21年7月7日
    市役所で国民健康保険の加入手続きをする
  • 21年8月7日
    市役所から世帯主(父親)宛に納付書が届く
  • 21年8月8日
    父親に自分の分の保険料を払う

国民健康保険は、3つの中で最も複雑です。保険料の金額は、住民税と同様に前年の年収・市町村によって変動します。納付方法は、退職した会社から離職票が届くので、それを市役所に提出し、国民健康保険に加入する手続きをします。保険証は、その時に即日発行してもらえます。

保険料の納付書は、市役所から世帯主宛に一世帯分をまとめて請求されてきます。個人宛にすることは不可だそうです。実家暮らしで親と同居している場合は、保険料が混在してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

さて、今回あらふねが支払った7か月分の住民税は119,600円です。

国民健康保険は、住民票を海外に転出してしまえば加入義務はなくなり、保険料の支払いは不要になります。ご自身の持病・留学先の保険制度・帰国の頻度を調べた上で、加入の判断をしていきましょう。

あらふねの場合、2017年にガンを患っている為、半年毎に再発検査を受けています。また、国民健康保険は海外での医療費も(一応)対象となっているので、加入したままベトナムに留学する予定です。

まとめ

2021年度分として、年収400万円だったサラリーマンが2021年6月末日に会社を退職してから支払った住民税・国民年金・国民健康保険の合計は399,110円でした。会社を辞めて、いきなり約40万円の出費が待ち構えていると思うとギョッとしますが、これが現実です。しっかり準備をして、充実した日々を過ごしましょう。

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