2022年4月23日、人文社会科学大学でベトナム語能力試験(Thi năng lực tiếng Việt)を受験してきました。申込方法から結果発表について解説していきます。
タイムライン
- 4月7日申請書類の提出
- 4月19日受験票の受け取り
- 4月23日試験当日
- 5月1日ウェブサイトにて結果発表
スケジュールを確認
大学のベトナム語能力試験のページ:http://www.vns.edu.vn
まず、大学のホームページで試験のスケジュールを確認しましょう。画像は、2022年の年間スケジュールです。2022年は7回開催されます。試験日のおよそ2週間前までに申し込みを完了させないといけませんので、早めの申請を心掛けましょう。
申込方法
必要な書類
1、申込書(大学のオフィスで紙を入手可・こちらでダウンロードも可)
2、パスポートのコピー(印刷屋で対応可)
3、3cm×4cmの証明写真4枚
これら3点を揃えて、C棟1階にあるベトナム語コースのオフィスに提出します。「Tôi muốn thi của tiếng Việt vào ngày ○○ tháng ○○」と伝えれば、受付してくれます。
ベトナムで証明写真?!
意外と面倒に思うのが、証明写真です。結論から言ってしまうと「背景が白の自撮り写真を印刷屋で出力してもらえばOK」です。大学の向かいにミニストップあって、その隣に印刷屋があります。そこでスマホの写真と3cm×4cmと書かれた紙を見せれば、対応してくれると思います。方法は、お店のZaloに友達申請して、出力したい自撮り写真を送信すればOKです。Zaloがない場合は、E-mailでも対応可能です。料金は(頼んでない)画像修正と写真6枚の出力で30,000ドンでした。
受験料
2022年現在、受験料は1,300,000ドン(=7,998.37円)です。6ヶ月以内に人文社会科学大学のベトナム語コースを80コマ受講している人は、40%オフの割引が適用されて、780,000ドン(=4,799.02円)で受験できます。決して安くはないので、確実に当日受験できるように調整して下さいね。
受験票の受け取り
オフィスで受験料を支払う際、2022年4月19日に受験票を受け取りに来るよう言われます。この受験票を受け取るまで、当日のスケジュールはわかりません。今回は、午前中から始まるスケジュールでしたが、午後から始まる場合もありますので、ご注意下さい。
当日の持ち物は、受験票・パスポート・鉛筆(シャープペンも可)・ボールペン・消しゴム、の4点です。マークシート用の濃いめの鉛筆、筆記試験用のシャーペン、どっちもあると便利だと大学のスタッフが言ってました。
試験当日
時間 | 7:45-8:45 | 8:55-9:55 | 10:05-12:05 | 12:20-13:20 |
科目 | リーディング | リスニング | スピーキング | ライティング |
形式 | マークシート | マークシート | 面接 | 筆記 |
当日の拘束時間は5時間35分と、かなりの長丁場になります。個人的には、バインミー・おにぎり・バナナなどの軽食を持参して、休憩時間に間食することを強くお勧めします。また、会場に入ってからリスニングとリーディングの順番が変わったことを知らされました。その辺は、臨機応変に。今回の記事では、詳しい試験内容については、割愛させてもらいます。あまりに難し過ぎたので、ぶっちゃっけ思い出したくないです。
今回のスピーキング試験が行われたC409の教室です。試験官2名と受験者1名の面接形式です。自己紹介の後のあらふねへの質問は「行き先に合わせた服装選び」と「あなたの国の伝統衣装」でした。テーマに沿った回答ができるとB2レベルになるそうです。
結果発表
結果発表のページ:http://vns.edu.vn/v1/index.php/vi/thanh-vien
結果発表は、受験から10日後までに大学のホームページ内で行われます。大学側から通知はなく、自分で確認しに行く必要がありますので、ご留意下さい。結果発表のページで、受験票に書かれている受験番号とパスワードを入力すると試験結果を閲覧できます。
平均スコア(幅) | レベル |
1.0 – 1.5(0.5) | A1 |
2.0 – 3.5(1.5) | A2 |
4.0 – 5.5(1.5) | B1 |
6.0 – 7.0(1.0) | B2 |
7.5 – 8.5(1.0) | C1 |
9.0 – 10.0(1.0) | C2 |
今回のあらふねの平均スコア(Điểm trung bình)は、2.5でした。目標にしていたB1には届かず、反省点が浮き彫りになる結果となりました。やはり、リーディングの結果が酷いです。あらふねのような初級レベルの生徒は、リーディングの試験の際に、全ての問題に時間を割くより、設問1の2つの文章に多くの時間を割いた方が良いと思いました。
これから1年半かけて、C2を目指していきます。先生からは「C1はいけると思うけど、C2は相当な努力が必要。」と言われています。毎日コツコツ努力していこうと思います。